宝物 番外編付き
森下 五月
夕飯後、部屋へ戻るとメールの着信ランプが点滅していたので、確認すると……
五月ちゃんからだった。
"最近、やっと気持ちが落ち着きました。
くるみはどうですか? 退院した?
もし、くるみが落ち着いたらウチで話しをしない?"
という、内容だった。
私は、五月ちゃんに事故の容態が大丈夫なら明日の午後から伺ってもいいかメールするとOKのスタンプがきた。
明日の午後1時ころ、五月ちゃんの家へ行く事になった。
すぐにお義母さんに伝えた。
「五月さんて、確か…美容師さんの?幼なじみのお友達でしょう?」
「はい。山田さんの隼人君の話しでは、全身割れたガラスですり傷が酷くて入院したって聞いてたから、五月ちゃんも退院して、実家なんだと思います。」
「じゃあ、午後から出かけるのね。
電車じゃあなく、タクシーで行った方がいいわ」
「はい。多分お婆ちゃんが亡くなったのを聞いたのかもしれないから心配してくれたんだと思います……」
「うん。わかったわ。疲れたらタクシーで帰ってくるのよ?」
「はい。」
五月ちゃんからだった。
"最近、やっと気持ちが落ち着きました。
くるみはどうですか? 退院した?
もし、くるみが落ち着いたらウチで話しをしない?"
という、内容だった。
私は、五月ちゃんに事故の容態が大丈夫なら明日の午後から伺ってもいいかメールするとOKのスタンプがきた。
明日の午後1時ころ、五月ちゃんの家へ行く事になった。
すぐにお義母さんに伝えた。
「五月さんて、確か…美容師さんの?幼なじみのお友達でしょう?」
「はい。山田さんの隼人君の話しでは、全身割れたガラスですり傷が酷くて入院したって聞いてたから、五月ちゃんも退院して、実家なんだと思います。」
「じゃあ、午後から出かけるのね。
電車じゃあなく、タクシーで行った方がいいわ」
「はい。多分お婆ちゃんが亡くなったのを聞いたのかもしれないから心配してくれたんだと思います……」
「うん。わかったわ。疲れたらタクシーで帰ってくるのよ?」
「はい。」