宝物 番外編付き
手紙を書き終え

1人で泣きながら、婚約指輪を手紙の上に置いた。

涙を拭いて、化粧を直しスーツケースを持って、マンションから不動産屋さんへ
向かったくるみ。

スーツケースは、用心のため大きな駅のコインロッカーに入れた。

また電車に乗って不動産屋さんの最寄りの駅に到着した。

ちょうど約束の時間…入口に、女性がたっていた。
< 288 / 435 >

この作品をシェア

pagetop