宝物 番外編付き
おにぎりと料亭のオードブルを食べたが何も感じない蓮。

食べ終えた頃大平不動産の

大平 清一 〈おおひら せいいち〉

大平 純二 〈おおひら じゅんじ〉

専務 盛岡 正 〈もりおか ただし〉

常務 及川 龍一 〈おいかわ りゅういち〉

が揃った。

慶一郎からくるみがいなくなった経緯の説明があり、
源太郎と喜三郎から、昭和銀行への計画を話し。

慶一郎からは、谷口の処分をどうするか提案があった。

銀行の方は、平成銀行と強いパイプがある
大平不動産の重役達の取り次ぎをしてもらい
平成銀行の本店にてサヤマの平成銀行の担当者と支店長を交えて借り換えをしてもらう手続きと、
今後サヤマのメインバンクとしての約束をする。

平成銀行の判断がどうなるかまだわからない。

サヤマの盛岡専務も、昭和銀行の頭取と谷口の動きを把握していたし、
常務の龍一においては、谷口が提案してきた乗っ取り作戦の録音したモノを持っていた。
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