宝物 番外編付き
佐山家の年末*
年末のお節は、毎年みわと和子で作るが今年は、2人ともぼんやりとしながら作っていた。
「お義母さん、くるみちゃんは1人で年越しなんでしょうかね…」
「風邪などひいてないかしら…」
「どこに隠れてるのかなぁ…」
「蓮は、研修が終わってから、こっちに戻ってないの?」
「はい…。慶一郎さんの話だと、マンションと会社の往復だけみたいで、
夜遅くまで会社にいるらしいです…」
「蓮もかなりショックだったものね〜 可哀想に…」
「慶一郎さんがお正月だけは、こっちに来いって言ってくれてます。」
「そう。心配だから顔だけでも見せて欲しいね」
「はい…」
年末のお節は、毎年みわと和子で作るが今年は、2人ともぼんやりとしながら作っていた。
「お義母さん、くるみちゃんは1人で年越しなんでしょうかね…」
「風邪などひいてないかしら…」
「どこに隠れてるのかなぁ…」
「蓮は、研修が終わってから、こっちに戻ってないの?」
「はい…。慶一郎さんの話だと、マンションと会社の往復だけみたいで、
夜遅くまで会社にいるらしいです…」
「蓮もかなりショックだったものね〜 可哀想に…」
「慶一郎さんがお正月だけは、こっちに来いって言ってくれてます。」
「そう。心配だから顔だけでも見せて欲しいね」
「はい…」