宝物 番外編付き
面接会場は、ハローワークの2階会議室を借りた。
別室に面接者を誘導し事前に貰っていた履歴書で、
こちらが指定した番号札をつけてもらう。
募集6名に対して10名の応募があった。
「この度は、サヤマ野菜工場事務員に応募下さり、誠にありがとうございます。
本日の面接官は4名で行います。
質問に対して答えていただき2名ずつ入室していただきます。
では、番号札お配りいたします。」
蓮は10名の履歴書の顔と名前を覚えてきていた番号札を渡す。
面接時間ギリギリだった5番が
「あの〜、他の人が面接してる間にトイレへ行ってもいいですか?」
「はい。構いませんよ。」
5番は不合格…
社会人なら先に用を足してからくるもんだ!
「では、1番と2番の方はこちらへ」
面接会場へ コンコン!
「はい。」
「失礼致します。 1番と2番の方です。」
1番
「失礼致します」 礼!
2番
「失礼致します」 礼!
「こちらへお掛け下さい。」
「では、早速始めます。今回の応募の事務の方…〜
〜…〜…」と、面接が始まった。
控え室に戻ると、何人かで話しをしていた。
3番
「緊張しますね。」
6番
「はい。」
7番
「みなさんは、事務の経験があるんですか?」
3番
「一応…」
6番
「私は、接客だったから…無しです」
7番
「何か〜この工場には単身者の男性社員がたくさんいるらしいから〜、
事務員になって彼氏が欲しいなあ」
7番も不合格… 職場には仕事をしに来てくれ!
ハァ…
7番
「あの、あなたも工場で勤務ですか?」
「はい。そうです。」
7番
「じゃあ、面接官に7番さんは、
今まで営業事務4年してた経験者ですってアピールしておいて下さい!」
「それは、ご自分で面接の時にアピールして下さい。」
7番
「え〜! ケチ〜。 あなたは事務所勤務?」
「なぜですか?」
7番
「だって〜、毎日、会う人はイケメンがいいジャン!」
6番
「あ〜!わかる〜!!」
「ハァ〜……」
時計を見ると15分経過していたので、様子を見に行く…
別室に面接者を誘導し事前に貰っていた履歴書で、
こちらが指定した番号札をつけてもらう。
募集6名に対して10名の応募があった。
「この度は、サヤマ野菜工場事務員に応募下さり、誠にありがとうございます。
本日の面接官は4名で行います。
質問に対して答えていただき2名ずつ入室していただきます。
では、番号札お配りいたします。」
蓮は10名の履歴書の顔と名前を覚えてきていた番号札を渡す。
面接時間ギリギリだった5番が
「あの〜、他の人が面接してる間にトイレへ行ってもいいですか?」
「はい。構いませんよ。」
5番は不合格…
社会人なら先に用を足してからくるもんだ!
「では、1番と2番の方はこちらへ」
面接会場へ コンコン!
「はい。」
「失礼致します。 1番と2番の方です。」
1番
「失礼致します」 礼!
2番
「失礼致します」 礼!
「こちらへお掛け下さい。」
「では、早速始めます。今回の応募の事務の方…〜
〜…〜…」と、面接が始まった。
控え室に戻ると、何人かで話しをしていた。
3番
「緊張しますね。」
6番
「はい。」
7番
「みなさんは、事務の経験があるんですか?」
3番
「一応…」
6番
「私は、接客だったから…無しです」
7番
「何か〜この工場には単身者の男性社員がたくさんいるらしいから〜、
事務員になって彼氏が欲しいなあ」
7番も不合格… 職場には仕事をしに来てくれ!
ハァ…
7番
「あの、あなたも工場で勤務ですか?」
「はい。そうです。」
7番
「じゃあ、面接官に7番さんは、
今まで営業事務4年してた経験者ですってアピールしておいて下さい!」
「それは、ご自分で面接の時にアピールして下さい。」
7番
「え〜! ケチ〜。 あなたは事務所勤務?」
「なぜですか?」
7番
「だって〜、毎日、会う人はイケメンがいいジャン!」
6番
「あ〜!わかる〜!!」
「ハァ〜……」
時計を見ると15分経過していたので、様子を見に行く…