宝物 番外編付き
翌日、出勤したばかりのくるみに、
坂田主任からミーティング室に呼び出された。
くるみは、メモを持ち新しい案件のラフ画を持って向かう。
「栗原、ここに座って」
「はい。ラフ画なんですが確認お願いします。」
「ああ。これはまだ締め切りも先だから
後でな!
それより、お前その髪どうした?」
「ああ、イメージチェンジです…社会人として変ですか?……」
「イメチェンか。
仕事時間にすまないが…プライベートな話なんだけどさ〜
金曜日の焼き鳥の後に 蓮から告白されたんだろ?」
「は…い…」
「栗原にとっては、突然でビックリしたと思う。
でもさ、蓮の親友として言わせてくれ。
アイツさ、本当に栗原の事好きなんだわ〜
7年も片思いしてるなんてヘタレだと思うかもしれないけどさ、
真剣過ぎて、どうしたら良いかわからなかったというか…
チャンスが無かったというか……
アイツから聞いたと思うけど、アイツはサヤマの御曹司だよ。次期社長だ。
でも栗原への想いは、本物だから!
だから、栗原も安心して欲しいんだ。
こんな事さ〜
オレがわざわざフォローすべきでは無いと思うんだけど…、
長年アイツを見てたからさ〜……頼むよ!」
くるみは、瞬きをパチパチして頭を下げる坂田主任を見つめていた。
はっ!っと気づいたくるみ
「主任、頭を上げて下さい!私も、きちんと考えて
真山主任にはお返事しますから…」
ぱっ!っと顔を上げた光は、ニコニコしながら頷いた。
「ヨシ!
じゃあラフ画はまた後で確認するから!
席に戻って良いよ〜!」
「はい。 失礼します。」 ペコリ
ミーティング室から出て自席に戻る。
坂田主任からミーティング室に呼び出された。
くるみは、メモを持ち新しい案件のラフ画を持って向かう。
「栗原、ここに座って」
「はい。ラフ画なんですが確認お願いします。」
「ああ。これはまだ締め切りも先だから
後でな!
それより、お前その髪どうした?」
「ああ、イメージチェンジです…社会人として変ですか?……」
「イメチェンか。
仕事時間にすまないが…プライベートな話なんだけどさ〜
金曜日の焼き鳥の後に 蓮から告白されたんだろ?」
「は…い…」
「栗原にとっては、突然でビックリしたと思う。
でもさ、蓮の親友として言わせてくれ。
アイツさ、本当に栗原の事好きなんだわ〜
7年も片思いしてるなんてヘタレだと思うかもしれないけどさ、
真剣過ぎて、どうしたら良いかわからなかったというか…
チャンスが無かったというか……
アイツから聞いたと思うけど、アイツはサヤマの御曹司だよ。次期社長だ。
でも栗原への想いは、本物だから!
だから、栗原も安心して欲しいんだ。
こんな事さ〜
オレがわざわざフォローすべきでは無いと思うんだけど…、
長年アイツを見てたからさ〜……頼むよ!」
くるみは、瞬きをパチパチして頭を下げる坂田主任を見つめていた。
はっ!っと気づいたくるみ
「主任、頭を上げて下さい!私も、きちんと考えて
真山主任にはお返事しますから…」
ぱっ!っと顔を上げた光は、ニコニコしながら頷いた。
「ヨシ!
じゃあラフ画はまた後で確認するから!
席に戻って良いよ〜!」
「はい。 失礼します。」 ペコリ
ミーティング室から出て自席に戻る。