宝物 番外編付き
「くるみ、どこが痛い?深呼吸!深呼吸!」
「ふ〜、すぅ〜、ふ〜ゔ、痛いよ〜」
「ナースコールするぞ?」 ビー
「はい。どうなさいました?」
「あの、妻が凄く痛がってます!」
「はい。伺いますね!」
何とあっという間に子宮口が全開に……
看護師がナースコールで他の看護師に連絡し、
すぐにくるみは分娩室へ入る。
休憩室のお爺さま、お婆さま、お義母さんもビックリしていた。
蓮さんも立ち合いするので、一緒に中へ。
「佐山さん、赤ちゃんの頭が見えてるからヒーヒーフーするよ! はい!ヒーヒー
フー! はい いきんで! もう少し。
はい 呼吸を整えて、もう一度!
はい! ヒーヒー フー!! いきんで!! もう少しだよ! 」
「オギャー! オギャー!」
「おめでとうございます。男の子です!」
「はい、ママ〜、ぼくちゃんでしたよ〜」
と言って、くるみの胸に乗せてくれた。
くるみも赤ちゃんをみて涙が出てきた。
赤ちゃんはタオルにくるんでから、
「はい、パパさん、抱っこしてね!」
蓮さんは泣きながら、恐る恐る抱っこする
「産まれきてくれてありがとう。パパだよよく、頑張ったな。
くるみもありがとう!」
「では、赤ちゃんを綺麗にして検査もしますね!
パパさんは廊下でお待ち下さい。」
「ハイ。」
廊下にいた喜三郎、みわ、和子。
「男の子だったよ! くるみも無事!」
「「おめでとう」」
「名前は?」とお爺様。
「佐山 葵〈あおい〉」
「あおいくんね! ステキな名前ね!」とニコニコ顔のお婆様
和子は、泣きながら
「お父さんに電話しなきゃ!!
お父さん! 産まれた〜うん。うん。
そう、男の子…くるみちゃんも無事だよ〜
うん。あおい君だよ。うん。わかった…」ピッ!
「お父さんさんが、蓮とくるみちゃんにおめでとうって伝えてって……良かった。」
佐山家に男の子誕生!! 佐山 葵くん
「ふ〜、すぅ〜、ふ〜ゔ、痛いよ〜」
「ナースコールするぞ?」 ビー
「はい。どうなさいました?」
「あの、妻が凄く痛がってます!」
「はい。伺いますね!」
何とあっという間に子宮口が全開に……
看護師がナースコールで他の看護師に連絡し、
すぐにくるみは分娩室へ入る。
休憩室のお爺さま、お婆さま、お義母さんもビックリしていた。
蓮さんも立ち合いするので、一緒に中へ。
「佐山さん、赤ちゃんの頭が見えてるからヒーヒーフーするよ! はい!ヒーヒー
フー! はい いきんで! もう少し。
はい 呼吸を整えて、もう一度!
はい! ヒーヒー フー!! いきんで!! もう少しだよ! 」
「オギャー! オギャー!」
「おめでとうございます。男の子です!」
「はい、ママ〜、ぼくちゃんでしたよ〜」
と言って、くるみの胸に乗せてくれた。
くるみも赤ちゃんをみて涙が出てきた。
赤ちゃんはタオルにくるんでから、
「はい、パパさん、抱っこしてね!」
蓮さんは泣きながら、恐る恐る抱っこする
「産まれきてくれてありがとう。パパだよよく、頑張ったな。
くるみもありがとう!」
「では、赤ちゃんを綺麗にして検査もしますね!
パパさんは廊下でお待ち下さい。」
「ハイ。」
廊下にいた喜三郎、みわ、和子。
「男の子だったよ! くるみも無事!」
「「おめでとう」」
「名前は?」とお爺様。
「佐山 葵〈あおい〉」
「あおいくんね! ステキな名前ね!」とニコニコ顔のお婆様
和子は、泣きながら
「お父さんに電話しなきゃ!!
お父さん! 産まれた〜うん。うん。
そう、男の子…くるみちゃんも無事だよ〜
うん。あおい君だよ。うん。わかった…」ピッ!
「お父さんさんが、蓮とくるみちゃんにおめでとうって伝えてって……良かった。」
佐山家に男の子誕生!! 佐山 葵くん