あいびー
ピリリリリ

『ん…。あと5分』

カチッ

この気持ちよさそうに寝てる少女は物語の主人公、谷地 美玖(やち みく)である。

30分後…

『ふぁ〜よくねたぁ。今なん…じ…ってなにこれえええええええ!!!!!!』

いや、待って焦るな焦るな?これはきっと時計が壊れて…

スマホを確認する。

ませんよねええ。
急いで着替えてリビングにいく、

バンっっっ

?「あら、朝から元気ね美玖〜。今日学校初登校じゃなかったかしら〜」

このぽけ〜としてる人は母である谷地 花子(やち はなこ)なんて昭和な名前なんだって思うんだけど昔名前が嫌で改名したらしぃ。

『学校って覚えてたらもっと早く起こしてよ!!!!!!もうちこくだよおおお』

?「大丈夫だ美玖。美玖がいくとこ不良校だからみんな遅刻してるさっそれに知り合いの学校だから言っといた。」

こののんきなのは私の父谷地 晃大(やち こうだい)。娘大好き過ぎてウザイ存在である。

『何言ってんの?第一印象が大事って馬鹿でもわかること知らないの?しぬの?』

父「今日も辛辣で可愛い俺の娘朝からご褒美ありがとうパパ頑張れる♡」

ほんとに気持ち悪いほどのエム。

『てか、こんなくっちゃべってる暇ないんたけど。バイク出してパパ』

大抵パパと呼べばこのアホはなんでもしてくれる。

父「もちろんよろこんでちのはてでもつれてくよおおおおおおまいどーたぁぁぁ」

ヒヤ〜とした空気が流れその先にいるのは

母「ねぇ、こうくん?美玖を甘やかさないって話しついさっきしたわよね?覚えてないの?髪と一緒に記憶もなくなるの?」

ぽけ〜とした雰囲気もなくただただ般若に見えるこの母は1番キレさせては行けない人。
つまり私は父を使えず今からがっこうにダッシュで向かわなければならない。

母「美玖もご飯いらないわよね?さっさと行きなさい?」

こえええ早くこの空間からにげる!!!

父「ま、まって美玖。ぱぱをママとふたりにしないでくれ!!!」

殺られろクソ親父!!

『私は生きたいのでさっさといっきまぁぁす!い!いってきます!!!!』
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop