私の推しが推しじゃなくなった件
ちゃぷん


『ふー…』


なんだ、服を乾かそうとしてくれてただけか。


満里奈は湯船に浸かりながら先程の出来事を思い返していた


先輩、別に水かけないでよくない??

まぁ、それだけ大宮くんと付き合いたかったのかもしれないけどさ!!

ええい!嫌なことは考えない考えない!!


満里奈は自分の顔をパンッ!と叩き、お風呂から出た。


『さて…』


今、私の服は大宮くんが乾かしてくれてるから…


『備え付けのバスローブしかないか…』


大宮くんの前で着るのなんだか恥ずかしいけどしょうがないよね。


満里奈はそんなことを考えながらバスローブに着替え、脱衣場から出る。

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