同期に恋してしまったら~友達からはじまる恋ってありますか?~


「うめ。」

新規の案件がほんとにもうすぐ決まりそうで、最後の提案書提出が明日期限で、必死で早く終わらせたけど、結局帰ったのが9時だった。

奈桜は簡単なご飯を作って待ってくれていた。

「まあ簡単なものだけどね。」

「ん?でも、うまいもんはうまい。」


そして、食べた後はすぐ抱きしめたいのを我慢してお風呂へ急ぐ。

奈桜は待ってる間に入ったらしかった。

「なぁ。奈桜…」

抱いてると、かわいくてこのまま俺の中に閉じ込めておきたくなる。

「ん?」

上気した顔が愛しげに俺を見てる…

「なんもない…好きだって言いたかっただけ。」

「わたしも…好き。」

そして…奈桜からキスしてくれると、俺は我慢できずに天まで上り詰めた。

「あ、ゴメン…」

「いいよ。じゃあ、もっと、キスしちゃおっかなー。」

そして、奈桜が何やら積極的に動き始める。

うわっ…
ちょっと…待てよ…

それは…ヤバイ…


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