同期に恋してしまったら~友達からはじまる恋ってありますか?~
結局、なんだかんだずっと一緒に楽しんで…
んで…奈桜がオバケ系がダメなこともわかったりして…
そのままパレード見て、夜にホテルに帰り着いた。

「オバケなんてどこが怖いの?」

「恐怖じゃん。夜出てきそう。」

「ねーわ。つくりもんなのにさ。あんなんより絶叫マシンのが意味わかんねーし。」

「オバケ無理。」

ホテルのベッドに入っても楽しい俺たち。

「じゃあ。俺が、いたら大丈夫ってことだな。」

「どうかな。陽輝がオバケに勝てるかわかんないもん。」

「は?」

そして俺は奈桜を組み敷く。

「信用なさすぎだな。俺。」

「うん。オバケよりね。」

「言ったな。ひでぇ彼女。」

奈桜の顔を至近距離から見つめると瞳がキラキラしてて俺は我慢できなくてキスしようと思ったら…

奈桜がその前に俺の首に両手を回して唇を重ねてきた。

「陽輝…」

積極的な奈桜にも弱い俺は…そのまま逆向きになって、奈桜のペースに任せた。

「奈桜…」

「陽輝…」

混じり合った俺たちの吐息と、体と、そして、心…。

このままずっと…混じり合って一緒になりたい…

離れたく…ない…

ずっと俺のとなりに…

いてほしい…


なぁ…奈桜…



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