同期に恋してしまったら~友達からはじまる恋ってありますか?~
◇
「あ、なんかお肌ツヤツヤ?」
結婚が決まった裕理とランチ中。
ニヤニヤしながらこちらを見てくるんじゃないってば。
「いいなー。婚前旅行。」
「は?ちがうわよ。普通に旅行いくでしょ?つきあってんだからっ。」
婚前…なんて…
結婚とか…マリッジとか…
そういう言葉聞くと…
ちょっとビクッてしてしまう自分がいる…
いつかは…するんだろうか?
陽輝と…
陽輝と?
いやいや…
そんな付き合ってまだ…そんな経ってないのに…
そんなこと…思ってんるだけでも…陽輝にうざがられそう…
考えないよーにしよ…。
「奈桜知ってる?」
「何?」
「あんたたち休んだの同じ日じゃん?」
「あ、うん…」
「一緒にどこ行ったんだ?って。噂んなってるよ。」
「マジで?」
「当たり前じゃん。普通思うでしょ?あんたら仲いいんだし。」
「そう…?」
「だよ。」
やっぱそうなのかなー?
どう…なんだろう?
加瀬や白川さんみたいに堂々と…する方が…いいのか…な?
けど…ねぇ…
陽輝と付き合ってるなんて言ったら…
女子たちがうるさそうだし…
「まあ、なんも言わないけど…噂になってることだけは言っといたげる。」
裕理は美味しそうにポパイの唐揚げを頬張った。
「あ、なんかお肌ツヤツヤ?」
結婚が決まった裕理とランチ中。
ニヤニヤしながらこちらを見てくるんじゃないってば。
「いいなー。婚前旅行。」
「は?ちがうわよ。普通に旅行いくでしょ?つきあってんだからっ。」
婚前…なんて…
結婚とか…マリッジとか…
そういう言葉聞くと…
ちょっとビクッてしてしまう自分がいる…
いつかは…するんだろうか?
陽輝と…
陽輝と?
いやいや…
そんな付き合ってまだ…そんな経ってないのに…
そんなこと…思ってんるだけでも…陽輝にうざがられそう…
考えないよーにしよ…。
「奈桜知ってる?」
「何?」
「あんたたち休んだの同じ日じゃん?」
「あ、うん…」
「一緒にどこ行ったんだ?って。噂んなってるよ。」
「マジで?」
「当たり前じゃん。普通思うでしょ?あんたら仲いいんだし。」
「そう…?」
「だよ。」
やっぱそうなのかなー?
どう…なんだろう?
加瀬や白川さんみたいに堂々と…する方が…いいのか…な?
けど…ねぇ…
陽輝と付き合ってるなんて言ったら…
女子たちがうるさそうだし…
「まあ、なんも言わないけど…噂になってることだけは言っといたげる。」
裕理は美味しそうにポパイの唐揚げを頬張った。