同期に恋してしまったら~友達からはじまる恋ってありますか?~
◇
『今どこ?』
せっかくほぼ定時で切り上げてきて奈桜のマンションついたのにまだ帰ってない。
中に入って、冷蔵庫見ると、鍋の材料らしきものが用意されてたし、奈桜の家に常に置いてある部屋着に着替えた俺は、腕まくりして、野菜を切り始めた。
ちょうど切り終わったころだ。
奈桜がバタンと玄関扉を開ける音がした。
「ごめん!遅くなった!」
そして振り向いた俺の目に、風でちょっと乱れた長い髪が肩にかかってる綺麗な奈桜が見えた。
きっと駅から走ってきたに違いなかった。
頬が好調してる。
そして、俺を見て、嬉しそうに笑った。
奈桜…
その笑顔見ると…どうでもよくなった。
水沢のことなんて。
俺は今ここで奈桜と一緒にいるだけで…いいじゃん?
「はやく着替えろよ。そろそろ鍋できるし。」
「うん。用意してくれてたんだ?わたしも手つだう。」
「じゃ。食器出せよ。」
「うん。」
で、2人でおいしいお鍋の時間となった。
冷蔵庫にあった合いびき肉で作った肉団子がおいしいと奈桜ははふはふ言いながら食べている。
「やっぱり陽輝は料理うまいよね。こんな団子、わたしだったらおいしくならないし。」
「奈桜のもうまいよ。俺は奈桜の好きだよ。」
「そう?」
「うん。」
おなかいっぱいになったら次は2人の時間だった。
片づけながら、奈桜が
「あ、結局ケーキ買う暇なかったね。」
「あーほんとだな。俺買ってくりゃよかった?」
「いいよ。またつくるし。」
「そう?」
「うん。年末時間あるじゃん?」
「そっか。そだな。じゃぁ今日はケーキなしってことでさ。」
「うん?」
お皿をしまっていた奈桜に近づいて腰に手をまわした俺。
『今どこ?』
せっかくほぼ定時で切り上げてきて奈桜のマンションついたのにまだ帰ってない。
中に入って、冷蔵庫見ると、鍋の材料らしきものが用意されてたし、奈桜の家に常に置いてある部屋着に着替えた俺は、腕まくりして、野菜を切り始めた。
ちょうど切り終わったころだ。
奈桜がバタンと玄関扉を開ける音がした。
「ごめん!遅くなった!」
そして振り向いた俺の目に、風でちょっと乱れた長い髪が肩にかかってる綺麗な奈桜が見えた。
きっと駅から走ってきたに違いなかった。
頬が好調してる。
そして、俺を見て、嬉しそうに笑った。
奈桜…
その笑顔見ると…どうでもよくなった。
水沢のことなんて。
俺は今ここで奈桜と一緒にいるだけで…いいじゃん?
「はやく着替えろよ。そろそろ鍋できるし。」
「うん。用意してくれてたんだ?わたしも手つだう。」
「じゃ。食器出せよ。」
「うん。」
で、2人でおいしいお鍋の時間となった。
冷蔵庫にあった合いびき肉で作った肉団子がおいしいと奈桜ははふはふ言いながら食べている。
「やっぱり陽輝は料理うまいよね。こんな団子、わたしだったらおいしくならないし。」
「奈桜のもうまいよ。俺は奈桜の好きだよ。」
「そう?」
「うん。」
おなかいっぱいになったら次は2人の時間だった。
片づけながら、奈桜が
「あ、結局ケーキ買う暇なかったね。」
「あーほんとだな。俺買ってくりゃよかった?」
「いいよ。またつくるし。」
「そう?」
「うん。年末時間あるじゃん?」
「そっか。そだな。じゃぁ今日はケーキなしってことでさ。」
「うん?」
お皿をしまっていた奈桜に近づいて腰に手をまわした俺。