同期に恋してしまったら~友達からはじまる恋ってありますか?~
「そっか…大丈夫か…そうだよね…奈桜さん…強いもんね。」

そして、わたしの手を取った。

「じゃ、約束。幸せになってね。」

「当たり前よ。」

「じゃ。俺行くよ。」

「うん。がんばりなよ。見てるから。」

そして、そのまま振り返らず…水沢くんは…高級車で帰って行った。

これで…水沢くんももう血迷うことはない…
彼には彼の生きる道があるのだから…


わたしは…といえば…
明日会社行けるかどうか…

けど…
ずっとこんなこと…してるわけにはいかないもんね…


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