同期に恋してしまったら~友達からはじまる恋ってありますか?~
向坂と同じ大学の大西がいうのだから、ほんとにそうなのだろう。
それから気になって向坂を見てたら、ますます、森野さんとの密着が気になって仕方ない…。
森野さんはそれをいいことに飲みまくって、「気持ち悪い…」とか言って向坂になだれかかったりしてる。
そのうちほんとに酔っ払ってしまった森野さんは、向坂に「送って!」と言って胸を押し付けまくっていた。
何やってんのよ!
ブリブリ女が!
心の中で悪態をついてたら向坂が言った。
「俺、ちょい、森野さん送ってくるわ。」
え?ウソ!待ってよ!
顔は平常心を装いながらもわたしの心はザワザワとざわめいている。
やめて!森野さんだけは!
結局一次会がそこでお開きになって、向坂は「またもどるからー。」
と言って、森野さんを送っていった。
「アイツ…ついに森野さんにまで手出すんか?あれヤバイだろ。結婚迫られるぞ?」
とか大西がまた横で呟いた。
なっ?!結婚?!
わたしの心臓が早鐘を打ち始める。
そんなこと…向坂が結婚なんて…ないに決まってんでしょ!大西!
そんな焦る気持ちのまま二次会のカラオケに参加して、向坂が戻ってきたときにはホッと胸をなでおろした。
「お前、森野さんとまでやんのかと思ったわー。」
「は?ねーよ。」
佐々木の言葉に向坂は吐き捨てるように言うと、ジントニックをグビッと飲んだ。
「俺、女と真剣に付き合う気なんてねーって。」
そのときわたしは
自分が向坂が好きだったのだということに気づいたのだ。
それから気になって向坂を見てたら、ますます、森野さんとの密着が気になって仕方ない…。
森野さんはそれをいいことに飲みまくって、「気持ち悪い…」とか言って向坂になだれかかったりしてる。
そのうちほんとに酔っ払ってしまった森野さんは、向坂に「送って!」と言って胸を押し付けまくっていた。
何やってんのよ!
ブリブリ女が!
心の中で悪態をついてたら向坂が言った。
「俺、ちょい、森野さん送ってくるわ。」
え?ウソ!待ってよ!
顔は平常心を装いながらもわたしの心はザワザワとざわめいている。
やめて!森野さんだけは!
結局一次会がそこでお開きになって、向坂は「またもどるからー。」
と言って、森野さんを送っていった。
「アイツ…ついに森野さんにまで手出すんか?あれヤバイだろ。結婚迫られるぞ?」
とか大西がまた横で呟いた。
なっ?!結婚?!
わたしの心臓が早鐘を打ち始める。
そんなこと…向坂が結婚なんて…ないに決まってんでしょ!大西!
そんな焦る気持ちのまま二次会のカラオケに参加して、向坂が戻ってきたときにはホッと胸をなでおろした。
「お前、森野さんとまでやんのかと思ったわー。」
「は?ねーよ。」
佐々木の言葉に向坂は吐き捨てるように言うと、ジントニックをグビッと飲んだ。
「俺、女と真剣に付き合う気なんてねーって。」
そのときわたしは
自分が向坂が好きだったのだということに気づいたのだ。