同期に恋してしまったら~友達からはじまる恋ってありますか?~
◇
「久しぶりだな。高柳。」
綺麗になりやがって…。
SEになって仕事がんばってるってのは見たらすぐわかる。
隣に座る男は…うーん。なんか気にはなったけど…たぶん…大丈夫な気がした。
帰ってきて早々高柳と仕事できるのはラッキー以外の何物でもない。
お陰でほら、一緒にサシ飲みできてるじゃねーか。
マンションを高柳と同じ駅に借りたのは偶然でもなんでもなく…わざとだ。
これで飲みの時は常に一緒に帰れるだろ?
さらに今みたいに一緒に駅前で終電も気にせず飲めんだろ?
「で?俺に連絡なかったってことは男できてねーってことだな。」
念には念を…
まあいないとは思うけど…
「いないよ。」
よかった…。
ホッとする。
「俺にも聞けよ?女いないのかって。」
「えっ?そんなん聞いても無駄じゃん。真剣に女作る気ないっていつも言ってる人が…」
「そういうの…もうやめたから。俺、好きなやつ…できたから…もう、遊ばないし、真剣に…そいつ…狙う。」
俺は3年前とは違うってこと…ちゃんと伝えとかねーと。
「久しぶりだな。高柳。」
綺麗になりやがって…。
SEになって仕事がんばってるってのは見たらすぐわかる。
隣に座る男は…うーん。なんか気にはなったけど…たぶん…大丈夫な気がした。
帰ってきて早々高柳と仕事できるのはラッキー以外の何物でもない。
お陰でほら、一緒にサシ飲みできてるじゃねーか。
マンションを高柳と同じ駅に借りたのは偶然でもなんでもなく…わざとだ。
これで飲みの時は常に一緒に帰れるだろ?
さらに今みたいに一緒に駅前で終電も気にせず飲めんだろ?
「で?俺に連絡なかったってことは男できてねーってことだな。」
念には念を…
まあいないとは思うけど…
「いないよ。」
よかった…。
ホッとする。
「俺にも聞けよ?女いないのかって。」
「えっ?そんなん聞いても無駄じゃん。真剣に女作る気ないっていつも言ってる人が…」
「そういうの…もうやめたから。俺、好きなやつ…できたから…もう、遊ばないし、真剣に…そいつ…狙う。」
俺は3年前とは違うってこと…ちゃんと伝えとかねーと。