同期に恋してしまったら~友達からはじまる恋ってありますか?~
昼から自席に戻ると、すぐに部長から呼び出しがあった。
「高柳くんと加瀬くん。ちょっと。」
「はい。」
2人して部長席に向かう。
「今から打ち合わせ入ってほしいんだ。向坂くんが関西から連れてきた新規ユーザーのマキノ建設のシステムだけど、君たち2人でやる。すぐにミーティングルーム行ってくれる?規模の大きいユーザーだから、最初は南部課長にも入ってもらうから。南部課長はもうミーティングルーム行ったから。」
「はい。」
マジで…?
マキノ建設…?
向坂と一緒に仕事できる…
胸が高鳴る…
ミーティングルームに入ると、向坂と若手営業女子の白川萌音が横に座っていた。
ショートボブで目が大きく、くりくりとよく動かして表情豊かに話すため、男子受けもよく、得意先からもそれなりにかわいがられている。かなり大きめの胸をもっており、ぴったりした服を着ておしげもなく強調するから得意先のおじさま方にも人気だ。
要は…計算高いといったところか…?
まぁ胸の小さなわたしからしたらうらやましい限りだ…。
南部課長はまだ来ていなかったけど、上座を残して、わたしは向坂の前に、そしてわたしの隣に加瀬が座った。
白川さんはわたしたちが入ると、ペコリと頭をさげた。
わたしがストンと向坂の前に腰をおろすと、向坂がこっちを見た。
「久しぶりだな。高柳。」
そしてちょっとはにかんで笑った。
ドキッとする。
「3年ぶりだね。」
わたしの心臓はさっきから極限の速さで打ち続けている。
必死で平静を装っているけれど…もう爆発しそうだった。
「高柳くんと加瀬くん。ちょっと。」
「はい。」
2人して部長席に向かう。
「今から打ち合わせ入ってほしいんだ。向坂くんが関西から連れてきた新規ユーザーのマキノ建設のシステムだけど、君たち2人でやる。すぐにミーティングルーム行ってくれる?規模の大きいユーザーだから、最初は南部課長にも入ってもらうから。南部課長はもうミーティングルーム行ったから。」
「はい。」
マジで…?
マキノ建設…?
向坂と一緒に仕事できる…
胸が高鳴る…
ミーティングルームに入ると、向坂と若手営業女子の白川萌音が横に座っていた。
ショートボブで目が大きく、くりくりとよく動かして表情豊かに話すため、男子受けもよく、得意先からもそれなりにかわいがられている。かなり大きめの胸をもっており、ぴったりした服を着ておしげもなく強調するから得意先のおじさま方にも人気だ。
要は…計算高いといったところか…?
まぁ胸の小さなわたしからしたらうらやましい限りだ…。
南部課長はまだ来ていなかったけど、上座を残して、わたしは向坂の前に、そしてわたしの隣に加瀬が座った。
白川さんはわたしたちが入ると、ペコリと頭をさげた。
わたしがストンと向坂の前に腰をおろすと、向坂がこっちを見た。
「久しぶりだな。高柳。」
そしてちょっとはにかんで笑った。
ドキッとする。
「3年ぶりだね。」
わたしの心臓はさっきから極限の速さで打ち続けている。
必死で平静を装っているけれど…もう爆発しそうだった。