同期に恋してしまったら~友達からはじまる恋ってありますか?~
「なぁ。奈桜。キスして。」

「わたしからさせるの?」

「うん。アイツの気持ち悪いキスはやく忘れたいから…」

「もう…」

と言いながらも…陽輝の肩に両腕をかけて…キス…

そしたら陽輝がわたしの腰に手を回した。
やっぱりキスは激しくなる。

「あー。やっぱり、エッチしたい…」

ほんのり上気したわたしたちの顔…
気分だけは盛り上がってしまう。

「けど…さ…今度は…おまえ、素面の時に、抱く。」

そしてまたキスする。

「だから、来週末…俺の家…飲まずに来いよ。今日は…キスで我慢。」

どんなにしても飽き足りないくらい…わたしたちはキスを繰り返し…

そして…
ちゃんとお風呂にもお互いひとりずつ入って…
わたしのせまいベッドで2人で眠った。



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