きらめく星と沈黙の月~番外編~
一方私はというと、教育大学に進学し、高校の教員免許取得を目指している。
高校生の頃、碧に勉強を教えてもらって留年を免れたことが多々あったから、碧みたいに教えられる先生になりたいと思ったのが、進学を決めた理由だ。
最初は嫌だったけど、碧が側にいない生活にも慣れてきた。
その代わり、テレビの録画リストは野球関連で埋め尽くされている。
寂しくなったら碧のインタビューを見たり、ファインプレー集を見たり…。
碧がめんどくさがって、メッセージのやり取りや電話をしてくれないから、それくらいしか寂しさを埋める方法がない。
1か月前にプロ初盗塁成功を祝うメッセージを送ったっきりだ。
しかもその時の返事は【ありがと】の4文字。
素っ気ないにも程がある。
高校生の頃、碧に勉強を教えてもらって留年を免れたことが多々あったから、碧みたいに教えられる先生になりたいと思ったのが、進学を決めた理由だ。
最初は嫌だったけど、碧が側にいない生活にも慣れてきた。
その代わり、テレビの録画リストは野球関連で埋め尽くされている。
寂しくなったら碧のインタビューを見たり、ファインプレー集を見たり…。
碧がめんどくさがって、メッセージのやり取りや電話をしてくれないから、それくらいしか寂しさを埋める方法がない。
1か月前にプロ初盗塁成功を祝うメッセージを送ったっきりだ。
しかもその時の返事は【ありがと】の4文字。
素っ気ないにも程がある。