欲情レイン



「あー、期待して損した」

「あんたが勝手にしたんでしょ?」

「ふーんだ。俺、部屋戻る」


弟が立ち上がりドアを閉めれば、リビングには私1人。



残されたのは、弟のカサカサした薄い唇の感触だけ。









いつの間にか、降っていた筈の雨は止んでいた。






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