愛してしまったので離婚してください
手術室に移動して、麻酔がきいて眠りに落ちるまで雅は私のそばにいてくれた。

目を閉じる。



雅の言葉を思いだしながら、目覚めたら今とは違う世界が待っていることを願いながら。
信じながら・・・夢の世界に吸い込まれていく。





深い眠りについた私は、雅と出会ったころの夢をみていた。

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