クールな君の甘いひみつ。
ホームルームが終わったあとも、休み時間で話していた。
「実は私、5年前までこの町にい「うるさい…読書してるから静かにして。」」
奈緒たちに話しかけようとしたら、隣の席の涼風光希くんに注意されてしまった。
それを見た奈緒と龍馬君、いや、教室にいた人たちは目を見開いた。
居づらくなったのか涼風くんは、教室を出ていってしまった。
ど、どうしよう…涼風くんに謝らなきゃ…と考えている私に奈緒は、
「日菜、涼風くんとなんかあったの!?」
「涼風くん、誰にでも優しいイケメンで有名なのよ」
そ、そんなに優しい人を怒らせてしまったなんて、私かなりヤバいのでは!?
「ままま、全く心当たりがない…!!
私、謝らなくちゃ!」