ダンスの新星!!~私の秘密は元トップアイドル~
今度は深川さんが立ち上がる。
「そうだ、先生たちに相談しに行こうよ!」
その言葉に皆賛同する。
律は良い案だと思った。はるな先生なら、もしかしたら味方してくれるかもしれない。
ダンス係三十人全員で職員室にやってきた。先生達の机がずらりと並ぶ職員室は通路が狭く、ぎゅうぎゅうに詰めになる。
先生達は、こんな大人数で何の用だと驚いていたが、ダンス係だとわかると目を合わせようとはしなくなった。
皆で先生達にどうにかなりませんかと相談を持ち掛けるが……、「もう職員会議で決まったことだから」とあしらわれてしまった。
黙々と仕事に取り組む先生達。
これでは取り付く島もない。
皆で困っていると、はるな先生が傍に来た。
「ごめんね。もうどうすることもできないわ。校長が職員会議で、ダイヤモンドガールの使用に賛成か反対か多数決をとったの。結果は反対多数。私は賛成に入れたんだけど……、負けちゃった」
はるな先生は悲しそうな顔をしながら、離れて行った。
――そんなぁ……。もうダメだ……。
律は落胆する。
「そうだ、先生たちに相談しに行こうよ!」
その言葉に皆賛同する。
律は良い案だと思った。はるな先生なら、もしかしたら味方してくれるかもしれない。
ダンス係三十人全員で職員室にやってきた。先生達の机がずらりと並ぶ職員室は通路が狭く、ぎゅうぎゅうに詰めになる。
先生達は、こんな大人数で何の用だと驚いていたが、ダンス係だとわかると目を合わせようとはしなくなった。
皆で先生達にどうにかなりませんかと相談を持ち掛けるが……、「もう職員会議で決まったことだから」とあしらわれてしまった。
黙々と仕事に取り組む先生達。
これでは取り付く島もない。
皆で困っていると、はるな先生が傍に来た。
「ごめんね。もうどうすることもできないわ。校長が職員会議で、ダイヤモンドガールの使用に賛成か反対か多数決をとったの。結果は反対多数。私は賛成に入れたんだけど……、負けちゃった」
はるな先生は悲しそうな顔をしながら、離れて行った。
――そんなぁ……。もうダメだ……。
律は落胆する。