キャラメル頭の君と、1ヶ月の同居ラブ。
肩を落とす私に、梨奈さんは言う。
「それで?」
「え? 梨奈さんそれでって何の事ですか?」
たった3文字からは何も読み取れない。
「まさかあんた忘れたの? 決着がついたらって、友達になりたいって言ったのはあんたの方でしょ!? それに、私が最初に梨奈でいいって言ったのは呼び捨てでいいって意味だし、敬語も要らない!」
「へ!?」
確かにそう言われたし、友達になりたいと言ったのは私のほうだ。
「そ、れ、で!! なるの? その、私と友達に」
「それで?」
「え? 梨奈さんそれでって何の事ですか?」
たった3文字からは何も読み取れない。
「まさかあんた忘れたの? 決着がついたらって、友達になりたいって言ったのはあんたの方でしょ!? それに、私が最初に梨奈でいいって言ったのは呼び捨てでいいって意味だし、敬語も要らない!」
「へ!?」
確かにそう言われたし、友達になりたいと言ったのは私のほうだ。
「そ、れ、で!! なるの? その、私と友達に」