キャラメル頭の君と、1ヶ月の同居ラブ。
熱と、嘘と、キス
朝、目の覚めた私の気分は最悪だった。
「最っ悪だ……めちゃくちゃ頭いたい」
心なしか寒気までする。
昨日一昨日でいろんな事が起こりすぎたせいだ。
蒼が家に来てからまだ一晩しか経って無いってのに……
仕方なく、心配や迷惑を掛けないよう、嘘を交えた手紙を書く。
「蒼へ、
今日はサボって1日ゲームすることにしたから朝ごはんはいらない。担任にはいつもやってるみたいに仮病の電話いれるけど、なにか言っててもほんとの事言わないでね? じゃあ行ってらっしゃい」
「できた」
朝ごはんが要らないことと休むこと以外、1つもホントの事を書いてない。
そもそもずる休みなんてしたこと無いし……
でも、そんなことを知るはずもない蒼は、素直に騙されてくれるだろう。
「最っ悪だ……めちゃくちゃ頭いたい」
心なしか寒気までする。
昨日一昨日でいろんな事が起こりすぎたせいだ。
蒼が家に来てからまだ一晩しか経って無いってのに……
仕方なく、心配や迷惑を掛けないよう、嘘を交えた手紙を書く。
「蒼へ、
今日はサボって1日ゲームすることにしたから朝ごはんはいらない。担任にはいつもやってるみたいに仮病の電話いれるけど、なにか言っててもほんとの事言わないでね? じゃあ行ってらっしゃい」
「できた」
朝ごはんが要らないことと休むこと以外、1つもホントの事を書いてない。
そもそもずる休みなんてしたこと無いし……
でも、そんなことを知るはずもない蒼は、素直に騙されてくれるだろう。