キャラメル頭の君と、1ヶ月の同居ラブ。
        蒼side


俺は、初日ぐらい朝ごはんを早起きして作ろうと思って、重たい瞼を無理矢理あげて起きた。                 
                   
                    
「う~ん。こんなんで、いいのかな?」      
                  
                   
卵焼きは少し焦げ、隙間も空きまくっている。                
               
                  
味噌汁の具はまだ火が通りきっていない。 
                   
                  
ましなのは、白米と注いだだけの麦茶だけ。 
                  
                  
トーストにでもすればよかったかな。  
                  
                 
でも、作ってしまったものはどうしよもない。 
                    
         
今日は綾音に我慢してもらおう。    
                 
         
そう思いながら、俺は綾音を呼びに向かった。
                   
                    
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