キャラメル頭の君と、1ヶ月の同居ラブ。
コンコン。             
              
    
驚かさないよう、ノックをしてから声をかける。              
                   
                 
「綾音? 朝ごはんできたけど……入るよ?」              
                  
                 
返事がなく、最後に一声かけて部屋にはいる。                
                 
                
その時、開いたドアから綾音がなにかを掴んだまま、椅子からぐらりと落ちるのが見えた。                
                 

「綾音!?」           

                  
なんとか抱き止め、綾音は頭を打ち付けずにすんだ。               
                   

熱?                  
                 
               
俺は急いで看病しやすいように、広いリビングのソファーに寝かせる。


そういえば……             
                   

                 
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