キャラメル頭の君と、1ヶ月の同居ラブ。
当たり前に断るのだけど、たまに、ホントに極たまに、少しだけならいいかなとか思ってしまう自分がこわい。
正直、小説をお勧めしたり、感想を言い合ったりするような友達が1人もいなかった私には、この時間がとても楽しみだ。
それに、ここのところ面白い小説を探しに図書室にあしげく通っていたため、高校にはいって初めての男子の友達が出来た。
しかも無類の本好きだ。
女の子の友達はまだいない。
そんな私に、蒼は言った。
「ねぇ。俺料理上手くなったよね?」
「そうだね」
確かに、最初はよく焦がしたり、レパートリーも少なかったりしたけど、最近はたいして回数もこなしてないというのにまぁまぁのレベルの朝ごはんが出てくる。
正直、小説をお勧めしたり、感想を言い合ったりするような友達が1人もいなかった私には、この時間がとても楽しみだ。
それに、ここのところ面白い小説を探しに図書室にあしげく通っていたため、高校にはいって初めての男子の友達が出来た。
しかも無類の本好きだ。
女の子の友達はまだいない。
そんな私に、蒼は言った。
「ねぇ。俺料理上手くなったよね?」
「そうだね」
確かに、最初はよく焦がしたり、レパートリーも少なかったりしたけど、最近はたいして回数もこなしてないというのにまぁまぁのレベルの朝ごはんが出てくる。