キャラメル頭の君と、1ヶ月の同居ラブ。
「危ない!!」      
               
            
つい手を伸ばす。    
           
             
キィィィ-。      
               
               
早朝に響く、車のブレーキ音。   
                  
                
自分を何倍も上回る大きさの車に、私は跳ねられた。         
               

私をひいてしまった人にも申し訳ない。


次々と周りの家から人が出てくる。  
                  
               
そうか、私はこの事故で蒼の事忘れちゃったんだ。   


お母さんの手紙には


『綾音も知っている人よ』


そうかかれていた。     


あれは、私が手紙を見たとき、同じクラスであっていることを知っての事だと思ってたけど、そうじゃなかった。
   
< 81 / 111 >

この作品をシェア

pagetop