幼なじみの双子アイドルの推しが私なんてありえない!
応援したい気持ち。
体育祭が終わり1か月後。
季節は変わり11月の中旬になった。
唯斗くんと春馬くんは、1月末にあるコンサートのために多忙な日々を送っている。
私は相変わらず、無駄に広い家の家事に追われている。
今日も学校が終わると家に直行し、洗濯物を取り込む。
唯斗くんたちの制服だけでなく、コンサートのためのリハーサル衣装や練習用ジャージまで洗濯するから大変だ。
リハーサル衣装と言っても衣装には変わりないから神経使うし。
洗濯物の量も多いし。
でも、まあ、これも慣れてきたものだ。
最初の頃は『なにこの量……』なんて、洗濯物を見るたび、げっそりしていたけどね。
そんな時の流れを感じながら洗濯物を片付けていると。
ピンポーン。
玄関のチャイムが鳴る。
洗濯物を片付けていた手を止める私。
誰だろう……?
この家のことは、私と水樹兄弟、そして春原さんしか知らないのに……。
……っていうことは、もしかして春原さん?
そんなことを考えていると、もう一度チャイムが鳴る。
……会いたくないなぁ。
季節は変わり11月の中旬になった。
唯斗くんと春馬くんは、1月末にあるコンサートのために多忙な日々を送っている。
私は相変わらず、無駄に広い家の家事に追われている。
今日も学校が終わると家に直行し、洗濯物を取り込む。
唯斗くんたちの制服だけでなく、コンサートのためのリハーサル衣装や練習用ジャージまで洗濯するから大変だ。
リハーサル衣装と言っても衣装には変わりないから神経使うし。
洗濯物の量も多いし。
でも、まあ、これも慣れてきたものだ。
最初の頃は『なにこの量……』なんて、洗濯物を見るたび、げっそりしていたけどね。
そんな時の流れを感じながら洗濯物を片付けていると。
ピンポーン。
玄関のチャイムが鳴る。
洗濯物を片付けていた手を止める私。
誰だろう……?
この家のことは、私と水樹兄弟、そして春原さんしか知らないのに……。
……っていうことは、もしかして春原さん?
そんなことを考えていると、もう一度チャイムが鳴る。
……会いたくないなぁ。