幼なじみの双子アイドルの推しが私なんてありえない!
『今どこにいるの⁉』
「……家」
『近くまで行くから、出てこられる?』
「……うん」
琴音ちゃんは私がどこに引っ越したのかは、具体的には知らない。
”隣町”と伝えてあるだけだったから。
そのことに関して琴音ちゃんは、深く追求することはなかった。
琴音ちゃんと待ち合わせるファミレスを決めたあと、私は電話を切った。
……今は、この気持ちを誰かに聞いてほしい。
その感情でいっぱいの私は、鞄だけ持って外に出た。
「……家」
『近くまで行くから、出てこられる?』
「……うん」
琴音ちゃんは私がどこに引っ越したのかは、具体的には知らない。
”隣町”と伝えてあるだけだったから。
そのことに関して琴音ちゃんは、深く追求することはなかった。
琴音ちゃんと待ち合わせるファミレスを決めたあと、私は電話を切った。
……今は、この気持ちを誰かに聞いてほしい。
その感情でいっぱいの私は、鞄だけ持って外に出た。