幼なじみの双子アイドルの推しが私なんてありえない!
「あれ? でも、カメラ……」
「携帯でもいいでしょ。一眼レフは教室のロッカーだし」
今の携帯の画質も最高なんだよ。
と、ドヤ顔の琴音ちゃん。
それだったら、最初から携帯でも良かったじゃん……。
とは言えず。
私は琴音ちゃんと屋上に向かった。
「……そういえば。なんで琴音ちゃんと春馬くんは、私が体育館にいるって分かったの?」
「恭介から聞いて美羽の様子を見に行こうと思ったら、春馬先輩とバッタリ会って」
「うん」
「事情を話したら血相変えて体育館に向かって走り出すから、慌てて追いかけたの」
琴音ちゃんと春馬くんが体育館に来たのは、南條くんの言葉があってか……。
2人に見られたことは色々恥ずかしかったけど、助かった部分もあった。
だって、あのままだと唯斗くんはずっと、キス……してきたと思うから。
思い出したら恥ずかしくなってきた。
「あ、キスしたこと思い出した?」
なんて琴音ちゃんが意地悪言う。
図星でなにも言い返せない私は、琴音ちゃんの手を引っ張って走るように屋上へ向かった。
「携帯でもいいでしょ。一眼レフは教室のロッカーだし」
今の携帯の画質も最高なんだよ。
と、ドヤ顔の琴音ちゃん。
それだったら、最初から携帯でも良かったじゃん……。
とは言えず。
私は琴音ちゃんと屋上に向かった。
「……そういえば。なんで琴音ちゃんと春馬くんは、私が体育館にいるって分かったの?」
「恭介から聞いて美羽の様子を見に行こうと思ったら、春馬先輩とバッタリ会って」
「うん」
「事情を話したら血相変えて体育館に向かって走り出すから、慌てて追いかけたの」
琴音ちゃんと春馬くんが体育館に来たのは、南條くんの言葉があってか……。
2人に見られたことは色々恥ずかしかったけど、助かった部分もあった。
だって、あのままだと唯斗くんはずっと、キス……してきたと思うから。
思い出したら恥ずかしくなってきた。
「あ、キスしたこと思い出した?」
なんて琴音ちゃんが意地悪言う。
図星でなにも言い返せない私は、琴音ちゃんの手を引っ張って走るように屋上へ向かった。