幼なじみの双子アイドルの推しが私なんてありえない!
*第4章*
オーディション開催。
ドキドキ。
ドキドキ……。
教室の席にて、私は膝の上で手を握りしめていた。
その隣には琴音ちゃんが立っている。
「早くしなよ」
「でもっ、」
琴音ちゃんに急かされるが、私は勇気が出ない。
そう。
机の上に置いてある、1枚の封筒を開けることが……。
「結果、早く知りたいじゃん」
「でも怖いじゃん!」
「私が開けちゃうよ?」
それはダメ!
と、いうように、私は封筒に手をかけた。
今朝。
家のポストを開けたら、1枚の封筒が入っていたのだ。
送り主は、ベルプリュームも所属する大手事務所から。
先日送った第一次審査の書類選考の結果が届いたのだ。
唯斗くんたちに事務所から結果通知が届いていることに気付かれなくてよかったと安堵したのは余談。
ドキドキ……。
教室の席にて、私は膝の上で手を握りしめていた。
その隣には琴音ちゃんが立っている。
「早くしなよ」
「でもっ、」
琴音ちゃんに急かされるが、私は勇気が出ない。
そう。
机の上に置いてある、1枚の封筒を開けることが……。
「結果、早く知りたいじゃん」
「でも怖いじゃん!」
「私が開けちゃうよ?」
それはダメ!
と、いうように、私は封筒に手をかけた。
今朝。
家のポストを開けたら、1枚の封筒が入っていたのだ。
送り主は、ベルプリュームも所属する大手事務所から。
先日送った第一次審査の書類選考の結果が届いたのだ。
唯斗くんたちに事務所から結果通知が届いていることに気付かれなくてよかったと安堵したのは余談。