幼なじみの双子アイドルの推しが私なんてありえない!
……?

なにが分かったんだろう。

私はよく分からなかった。


他に質問はないようなので、私は案内の方にステージ袖へ降りるよう指示された。

ステージ袖へ降りると周囲からの視線が私に突き刺さった。

他の参加者からのキツイ視線。

私の後ろに並んでいた最後の参加者は、私を睨みながらステージへ上っていった。


……なんだろう。

なんで私は他の参加者に睨まれているのか分からないけれど、気にしないようにしよう。

私は私なんだから。
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