幼なじみの双子アイドルの推しが私なんてありえない!
「合格者は、エントリーナンバー9! 有村 美羽さん!」
「……へ?」
突然名前を呼ばれて驚く私。
ん?
合格?
え、合格しちゃったの、私が?
……そして?
他の参加者の名前は?
呼ばないんですか?
戸惑いと驚きを隠せない私は、間抜け面をしているだろう。
他の参加者の視線が私と審査員の方々と交互に向けられているのが分かった。
「美羽さん、おめでとう」
「は、はい……。ありがとうございます?」
うん。
合格したんだよね?
私だけ?
……今日って第二次審査だよね?
最終審査に出場できるのは私だけってこと?
意味が分からない。
それって、最終審査する必要ないですよね。
……ないんですか?
理解が追いつかない私に、審査員の方は丁寧に説明してくれた。
「……へ?」
突然名前を呼ばれて驚く私。
ん?
合格?
え、合格しちゃったの、私が?
……そして?
他の参加者の名前は?
呼ばないんですか?
戸惑いと驚きを隠せない私は、間抜け面をしているだろう。
他の参加者の視線が私と審査員の方々と交互に向けられているのが分かった。
「美羽さん、おめでとう」
「は、はい……。ありがとうございます?」
うん。
合格したんだよね?
私だけ?
……今日って第二次審査だよね?
最終審査に出場できるのは私だけってこと?
意味が分からない。
それって、最終審査する必要ないですよね。
……ないんですか?
理解が追いつかない私に、審査員の方は丁寧に説明してくれた。