幼なじみの双子アイドルの推しが私なんてありえない!
幼稚園、小学生の頃、家がお隣さん同士で、いつも一緒に遊んでいた。
私より2つ年上の、唯斗くんと春馬くんが中学生になるとき、2人は芸能界デビューした。
小学生でまだ芸能界についてなにも知らなかった私は、大泣きした。
だって、芸能界に入ると同時に引っ越すって聞いたから……。
大好きな幼なじみと離れるなんて嫌だ!
なんて、大泣き。
そのとき、春馬くんにぎゅっ、て抱きしめてもらった記憶がある。
唯斗くんには冷めた目で見られていたけど……。
……懐かしいなぁ。
と、記憶をたどっていたら、山下さんたちが琴音ちゃんと盛り上がっていた。
「だって、有村さんの反応って面白いんだもんー」
「それは分かる」
こ、琴音ちゃん……。
私の反応は普通じゃないですか?
むしろ山下さんたちのテンションを通常運転にしてあげてくださいよ。
願いを込めて琴音ちゃんを見つめていると。
私より2つ年上の、唯斗くんと春馬くんが中学生になるとき、2人は芸能界デビューした。
小学生でまだ芸能界についてなにも知らなかった私は、大泣きした。
だって、芸能界に入ると同時に引っ越すって聞いたから……。
大好きな幼なじみと離れるなんて嫌だ!
なんて、大泣き。
そのとき、春馬くんにぎゅっ、て抱きしめてもらった記憶がある。
唯斗くんには冷めた目で見られていたけど……。
……懐かしいなぁ。
と、記憶をたどっていたら、山下さんたちが琴音ちゃんと盛り上がっていた。
「だって、有村さんの反応って面白いんだもんー」
「それは分かる」
こ、琴音ちゃん……。
私の反応は普通じゃないですか?
むしろ山下さんたちのテンションを通常運転にしてあげてくださいよ。
願いを込めて琴音ちゃんを見つめていると。