隣の住人。




夜ご飯は食べずに、寝てしまった…

私にとって、眠気に勝てるものはない。



とりあえず、布団さえあれば生きていける。




次の日



学校が休みだから、起きて早々ゴミを捨てに行ったら朝帰りっぽいあいつが歩いて来たのが見えた。




タイミング悪すぎて笑えた。

走って帰ろうかと思ったけど…あいつを避けてばかりの生活は疲れてしまい、普通にしていた。




けど、あいつは私の横を素通り。

私だとわかっていない可能性もありそうだけど…それなら最高すぎる。




気付かなくて、いい。

このまま、一生気づかないで頂きたい。




『ラッキー』と、思いながら家に帰宅した。







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