隣の住人。




『名前が思い出せない』

「思い出すまで寝れないな」

『じゃ、寝る…』

「謙人!」

『そう、謙人くん』

「ずっとその呼び名?」

『けんけんぱー』

「それ最悪」

『とと』

「もっと最悪」

『…謙人?』

「正解」

『友達帰ったの?』

「下で寝てる」



と、言うからベッドの下を覗くとみんな雑魚寝していた。




ベッドに寝てるのは私と謙人だけ。

何だか、すいませんという感じだった。





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