隣の住人。




言われるがままに謙人の家に行ったら、既に友達は帰ったみたいで謙人しかいなかった。





行って早々、抱きしめられてキスをされた。



この人の安心感は格別…

一人でいる時以上の安心感だった…




これで付き合ってないと言ったら普通に怒る。




もし、海くんと付き合っていたとしても…同じ事が起きていたら私はどうしていたのだろう。

あの時は、失恋をして落ち込んでいたけど…今となっては良かったのかも。





「何のバイトしてんの?」

『カフェ』

「行きは一緒に行けるけど…帰りは、大丈夫?」

『大丈夫だと思う』


と、

必死で笑ったけど…謙人には見破られてる気がする。






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