隣の住人。
帰りは、謙人が運転。
人生で、彼氏が運転している姿を見るのは初めてで思わず見惚れてしまった。
サングラスをしてて更にカッコいい…
慣れてる感じがカッコ良さを増していた。
謙人が好きらしい音楽をかけてノリノリ。
2時間しか寝ていない人だとは思えない…
元気過ぎて、羨ましかった。
私の方が、限界に尽きて寝てしまった。
この後、バイトだから許してねと思いながら瞼を閉じたのは覚えていた。
起きたら…というか、謙人に起こされたと言った方が正しいかもしれない。
起きたら、アパートの前だった。
それに、既に運転手が変わっていた…
『あ、ありがとうございます』
「はーい!またね」
と、
言って早々、車が走り始めた。