隣の住人。





『重い?』

「重い」

『何でそんなこと言うの?』

「自分で聞いたんでしょ?」

『そういう時は軽いっていうの』

「軽い」




と、

言い直してくれたけど、棒読み感が半端なかった。




最低なやつ!

けど、抱っこしてくれてありがとう。





言い合いをしている間にベットに到着。

広いベットで最高すぎた。



謙人の家と私の家とは大違いのベッド。

2人で寝ても余裕がある感じ…




抱っこされたまま、ベッドに置かれ「やりたい?やる?」と上から目線で誘ってきた謙人。





『帰ったらね』


と、

断ったけど、寂しいからキスだけした。





『おやすみ』

「おやすみ」




謙人は私が寝るまで傍にいてくれたみたい。



私が寝入るまで、

抱きしめてくれたから安心して寝られた。





< 194 / 334 >

この作品をシェア

pagetop