隣の住人。
さっき止めた火を再びつけて、お湯を沸かして本格的にラーメンを作ってくれた謙人。
優しい。
たっぷりニンニクつけてた…
激しいキスした後で良かったと一人で安堵していた。
「特製ラーメン」
『美味しそう』
実際に美味しくて、数分で完食した。
意外と謙人の方が料理上手かもしれない…
実家で何もしていなかったのが、丸見えだった。
出来ることと言えば、火をつけるくらいかな。
『美味しかった〜お腹いっぱい。ごちそうさま』
隣に大好きな人がいて、美味しいものをお腹いっぱい食べて…幸せすぎる瞬間だった。
バイトまでの数時間…
お互いおふざけ全開で、楽しかった。
でも、そんな楽しい時間が一瞬で過ぎ去ってしまうのが最近の悩み。