隣の住人。
お互い眠れなかったけど…部屋を暗くしてベッドで横になっていた。
暗闇の中でも、
謙人と目が合えば、キスをして…
たまにちょっかいを出してくる事もある。
凄い積極的な謙人に『ひながいなくて、寂しかった?』と聞くと返事はなかったけど強く抱きしめてくれた謙人。
『ひなも寂しかった』
「数ヶ月前まで、ひながいない生活が当たり前だったのにな」
相当、寂しかったみたい。
色々な感情がひしひしと伝わって来た瞬間だった。
私は、生涯この人と一緒だと直感した。
『ひなも同じ』
「不思議だよな」