隣の住人。





謙人くんの笑いに釣られて…更に笑えるやつ。

ほんと、幸せな時間で終わってほしくないと願った。






「何なの」

『謙人の顔見ただけで笑えるもん』

「やば、天才じゃん俺!」

『天才だよ』





朝とは大違いで、バイトまでのお家時間ではずっと話しまくっていた。




お互いずっと笑っていて…ほんとに楽しかった。

それから、バイトだったから憂鬱で仕方なかった。





「ひなに会えるのはまた明日だな」

『明日から学校だよ』

「頑張って、あと少しで春休み?」

『そう』

「ひなの両親に会いに行くからアポ取っといて」





突然の誘いに驚いて目を丸くしていると突然のキスに襲われるやつ。





『大好きなんだけど、どうしたらいい?』

「そのままでいいんじゃない?」

『軽!』




進んでなさそうで、色々考えてくれてることに嬉しさを感じるし…さらに好きになる。




ほんと好き。

言葉に表せないくらい好きなんです…






バイト中も、謙人のことで頭がいっぱいでニヤけてしまうほど幸せで早く結婚したい。









< 343 / 370 >

この作品をシェア

pagetop