隣の住人。




『よくわからん』

「すぐに会えない距離にいないと不便ね」

『ほんとよ』

「いま、仕事中だからまた夜電話する」



と、

電話は切れた。




仕事中にも、関わらず私のことを気にして電話してくれた優香が優しすぎる。



その優しさに涙が出そう。

泣かないけど…



そのあと、未来も電話をくれて地元に帰りたくなった。



みんな、

私を気にかけてくれて嬉しいすぎる…



旦那さんがいたみたいで、短い電話だったけど、電話が出来ただけで嬉しい。





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