隣の住人。
時間が経つにつれて、慣れてきてくれたみたいで遊んでいた人形を持ってきてくれた。
けど、
子どもに慣れていない私は何も出来ず…
芽衣はつまんなそうに、私のママのところに行って構ってもらっていた。
やっぱり、孫に会えたママは嬉しそうだった。
そのかわり、
蓮はソファーの上でダラダラしていた。
私にとっても、蓮にとっても、実家は最高すぎる場所だった。
「ひな、いつ帰るの?」
『今週』
「あっという間だね」
『そうなの、帰りたくない』
「実家って楽だよな」
『まじ楽』
と、
蓮と実家話をして盛り上がった。
やっぱり、誰もが思っていること…
私だけじゃなくて、安心した。