2章・めざせ転移門~異世界令嬢は神隠しに会う。
マイケルの異世界日記
┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓
【カフカス領期
ᛏᚹᛟ ᛏᚺᛟᚢᛋᚨᚾᛞ ᛏᚺᛁᚱᛏᚣ年】
あたし、
マイケル・楊は
調整世界で
日記をつける事にした。
異世界トリップの補正か
話す、聞く、読むは
出来るみたいだけど、
書く分が出来ないのが判明。
文字の練習がてら、
日記を記して後世に、まあ、
残るか分からないけど
旅行記とか見聞録みたいな
意味合いもふくめて
あたしの為に
書くことにする。
まず
この世界には魔力がある。
そして
あたしには何のチート力もない。
大師は全然やさしくない。
この身
1つでやっていくしかない。
エドウィン窟で分かった事。
一、ウーリウ藩島民、カフカス王
領国民は魔力を大なり小なり
持って生まれ、一時的にパワ
ースポットで増幅させる事
が出来る。その際、瞳と髪色
が変化する。他国では魔力を
持たない人間の方が多いらし
い為、珍しい国といえる。
ー、カフカス王領国以外でも、
魔力を持つ者はおり、巡礼者
としてウーリウ藩島にやって
来る理由の大半は魔力増幅。
王領国にはさらに魔力の強い
子どもを生む為、伴侶をさが
す理由で渡るものも多い。
ー、魔力なしの為か異世界人だ
からは謎だが、自分には魔力
増幅は効かない。残念。
ー、海に沈む遺構は太古カフカス
帝国。ウーリウ藩島は、か
つてのウーリウ神山であり、
藩島城が神域の秘城だった事
から、現浜辺に近い遺構が
貴族居住区や上級商業区だっ
たのではと自分は考える。
ー、2ロクブで約1ドルと考える。
ベッド代は10ウーリで、
3食シャワー付き。
ホワイトコーラルデッドは、
1つ300ウーリ×15換金=4500
レインボーは1つ1000ウーリ
×2=2000。計6500÷10=650
600日は寝食は確保できる。
ー、ギルドでは換金だけでなく、
巡礼者の銀行としての運営も
している。
→当分はギルドの巡礼者ベッド
で滞在し、潜る事で稼ぎ、
商いを始める資金を調達する。
アンバーは嵐がこないと、
出てこない為、場所を内緒に
しているデッドコーラルで、
食いつなぎながら、他に有効な
ハント物を探す。デッドコーラ
ルの量は、残り50か60と見る。
レインボーは1。大きい。
→見つけた場所は、太古カフカス
帝国の貴族職人が集めたもので
はないかと推定する。海底遺構
を素潜りで調べれるだけ調べる
★はギルドのルルに聞いた事。
★この世界の魔力は、ある程度
訓練すれば、力そのもの
や、能力の種類わけをして
人に分けたり付加できる。
その為に、付加で金銭を得る
事が出来る。また、付加を
される相手の容量によって取
り込める量の上限がある。
★減った、使用した魔力の回復は
体力と同じように、食べ物を食
べて回復させるのみで、付加し
過ぎると魔力枯渇を起こす。
→何故か魔力なしの自分でも、
魔力や能力の付加は受けられた
その上限が、無いかもしれない
→寝食の支払いの残りで、潜水魔
力の 付加を受け、より深く広範
囲で海底遺構を潜る事で、資源
や、藩島城への隠しルートがな
いか見つける。合わせて、大き
過ぎて引き揚げられない、
レインボーコーラルを上げる。
→海に潜れない日は、ギルドで
仕事を斡旋してもらいながら、
藩島の聖地を見て回る。
明日は、
ギルドで1番の潜水能力を持つ
モケに潜水能力を付加してもらい
初めて潜る日。
他の人間に、古代カフカス人が
集めたと考えるデッドコーラルを
取られる前に、引き揚げて
ギルドで換金し、預けることに
する。
あと、
ヤオの誕生日を、聞いてみて、
着るものを買ってあげよう。
買い物は、ルルかマモに聞いて、
2人には、お土産を買ってあげよう。
調整世界という、
異世界に来て 7日が過ぎて思う
のは、みんな魔力に頼りすぎ。
本当はもっと進化してても
おかしくないのに、考えるより
簡単に魔力で解決しているみたい
に感じる。あと、魔力は
イメージができないとダメみたい
何より
インフラがないのが困る。
魔力があれば、水もランプの明かりも、すぐに手元に出すから
水道や電気の発想がないのには
驚いてしまった。
料理とかってどうしてるんだろ?
明日ギルドの調理場を
のぞかしてもらってから、海に
潜りに行くことにする。
いつになったら、
元の世界に帰れるだろうか。
考えるに、藩島城には
おいそれと入れないと思う。
何年係りかで足元を作って
藩島城に出入りできる商人に
なるしかない。
そのためにも、このウーリウ藩島
を知るしかない。
【ᛃᚢᛚᚣ月ᚠᛁᚱᛋᛏ日 ᛗᛁᚲᚺᚨᛖᛚ・ᚣᚨᚾ】
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【カフカス領期
ᛏᚹᛟ ᛏᚺᛟᚢᛋᚨᚾᛞ ᛏᚺᛁᚱᛏᚣ年】
あたし、
マイケル・楊は
調整世界で
日記をつける事にした。
異世界トリップの補正か
話す、聞く、読むは
出来るみたいだけど、
書く分が出来ないのが判明。
文字の練習がてら、
日記を記して後世に、まあ、
残るか分からないけど
旅行記とか見聞録みたいな
意味合いもふくめて
あたしの為に
書くことにする。
まず
この世界には魔力がある。
そして
あたしには何のチート力もない。
大師は全然やさしくない。
この身
1つでやっていくしかない。
エドウィン窟で分かった事。
一、ウーリウ藩島民、カフカス王
領国民は魔力を大なり小なり
持って生まれ、一時的にパワ
ースポットで増幅させる事
が出来る。その際、瞳と髪色
が変化する。他国では魔力を
持たない人間の方が多いらし
い為、珍しい国といえる。
ー、カフカス王領国以外でも、
魔力を持つ者はおり、巡礼者
としてウーリウ藩島にやって
来る理由の大半は魔力増幅。
王領国にはさらに魔力の強い
子どもを生む為、伴侶をさが
す理由で渡るものも多い。
ー、魔力なしの為か異世界人だ
からは謎だが、自分には魔力
増幅は効かない。残念。
ー、海に沈む遺構は太古カフカス
帝国。ウーリウ藩島は、か
つてのウーリウ神山であり、
藩島城が神域の秘城だった事
から、現浜辺に近い遺構が
貴族居住区や上級商業区だっ
たのではと自分は考える。
ー、2ロクブで約1ドルと考える。
ベッド代は10ウーリで、
3食シャワー付き。
ホワイトコーラルデッドは、
1つ300ウーリ×15換金=4500
レインボーは1つ1000ウーリ
×2=2000。計6500÷10=650
600日は寝食は確保できる。
ー、ギルドでは換金だけでなく、
巡礼者の銀行としての運営も
している。
→当分はギルドの巡礼者ベッド
で滞在し、潜る事で稼ぎ、
商いを始める資金を調達する。
アンバーは嵐がこないと、
出てこない為、場所を内緒に
しているデッドコーラルで、
食いつなぎながら、他に有効な
ハント物を探す。デッドコーラ
ルの量は、残り50か60と見る。
レインボーは1。大きい。
→見つけた場所は、太古カフカス
帝国の貴族職人が集めたもので
はないかと推定する。海底遺構
を素潜りで調べれるだけ調べる
★はギルドのルルに聞いた事。
★この世界の魔力は、ある程度
訓練すれば、力そのもの
や、能力の種類わけをして
人に分けたり付加できる。
その為に、付加で金銭を得る
事が出来る。また、付加を
される相手の容量によって取
り込める量の上限がある。
★減った、使用した魔力の回復は
体力と同じように、食べ物を食
べて回復させるのみで、付加し
過ぎると魔力枯渇を起こす。
→何故か魔力なしの自分でも、
魔力や能力の付加は受けられた
その上限が、無いかもしれない
→寝食の支払いの残りで、潜水魔
力の 付加を受け、より深く広範
囲で海底遺構を潜る事で、資源
や、藩島城への隠しルートがな
いか見つける。合わせて、大き
過ぎて引き揚げられない、
レインボーコーラルを上げる。
→海に潜れない日は、ギルドで
仕事を斡旋してもらいながら、
藩島の聖地を見て回る。
明日は、
ギルドで1番の潜水能力を持つ
モケに潜水能力を付加してもらい
初めて潜る日。
他の人間に、古代カフカス人が
集めたと考えるデッドコーラルを
取られる前に、引き揚げて
ギルドで換金し、預けることに
する。
あと、
ヤオの誕生日を、聞いてみて、
着るものを買ってあげよう。
買い物は、ルルかマモに聞いて、
2人には、お土産を買ってあげよう。
調整世界という、
異世界に来て 7日が過ぎて思う
のは、みんな魔力に頼りすぎ。
本当はもっと進化してても
おかしくないのに、考えるより
簡単に魔力で解決しているみたい
に感じる。あと、魔力は
イメージができないとダメみたい
何より
インフラがないのが困る。
魔力があれば、水もランプの明かりも、すぐに手元に出すから
水道や電気の発想がないのには
驚いてしまった。
料理とかってどうしてるんだろ?
明日ギルドの調理場を
のぞかしてもらってから、海に
潜りに行くことにする。
いつになったら、
元の世界に帰れるだろうか。
考えるに、藩島城には
おいそれと入れないと思う。
何年係りかで足元を作って
藩島城に出入りできる商人に
なるしかない。
そのためにも、このウーリウ藩島
を知るしかない。
【ᛃᚢᛚᚣ月ᚠᛁᚱᛋᛏ日 ᛗᛁᚲᚺᚨᛖᛚ・ᚣᚨᚾ】
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