ネトゲ女子は社長の求愛を拒む
飲み会
私が秘書になり、一ヶ月が過ぎた。
女子社員から、小さい嫌がらせはあったけれど、回避できない程度ではなかった。
フロアが完全に別だし、たまにしか社内を歩くことがないから会う機会も少ない。
会議には偉そうなおじさんしか出席しておらず、会うとすれば、出社した時と退社の時に受付前を通るくらい。
それ以外は何事もなく、平和なもので淡々と日々の業務をこなしていた。
新しいアイテムも手に入れてないということもつけたしておく。
そう事件はなかった。
まだ今は。
昼休み、お弁当を食べ終えて、ちょっと夜のゴールデンタイムのためにひと眠りしておくかと思っていると、突然、携帯電話が鳴った。
「有里せんぱーい」
女子社員から、小さい嫌がらせはあったけれど、回避できない程度ではなかった。
フロアが完全に別だし、たまにしか社内を歩くことがないから会う機会も少ない。
会議には偉そうなおじさんしか出席しておらず、会うとすれば、出社した時と退社の時に受付前を通るくらい。
それ以外は何事もなく、平和なもので淡々と日々の業務をこなしていた。
新しいアイテムも手に入れてないということもつけたしておく。
そう事件はなかった。
まだ今は。
昼休み、お弁当を食べ終えて、ちょっと夜のゴールデンタイムのためにひと眠りしておくかと思っていると、突然、携帯電話が鳴った。
「有里せんぱーい」