ネトゲ女子は社長の求愛を拒む
直真さんの舌が口腔内で舌をなぞると、びくりと体が震えた。
な、なにこれっ……。

「はっ……」

何度も繰り返されると、頭の中がぼうっとしてしまう。
気づくと指がシャツの間に滑り込み、胸を手のひらにおさめると下から上へと撫でられていた。
抵抗しようにも体から力が抜けてしまって力が入らない。

「んっ、んんっ、あっ、や」

なれた手つきで、服を脱がし、気づくとベッドに体を押し倒されていた。
圧倒的に経験値が足りなさすぎる。
翻弄されるだけで、抵抗すら許してくれなかった。
乱暴な真似をされているはずなのに撫でる手は優しく、ゆっくりと体のラインをなぞる。
整った顔が胸に近づき、触れないかのあたりをわざと舐められ、焦らされて体に刺激を与えた。

「力を抜け。もっと気持ちよくしてやるよ。俺に反抗できないくらいにな」
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