ネトゲ女子は社長の求愛を拒む
「私。さっき、知り合いに電話したので、見に来たかもー」
「なんですって!?」
画面をみたけど、私の携帯画面はロックがかかっていて、パスワードを入れないと解除できないようになっていた。
当然よ!
私の大事なデータを触らせてなるものかっ。
「外、見てみたらどうですか」
二人は外を見に出て行った。
いつの間にか直真さんは腕に巻かれたガムテープをはがしていたらしく、自由になった手で足のガムテープを外していた。
なれてるな…。
私の手と足のガムテープも外してくれた。
「何考えてるんだ!俺の携帯まで持っていかれただろ」
「大丈夫ですよ、あれ、綺麗な携帯電話のほうなんで」
「はあ!?なんだ、その綺麗な携帯電話って」
「仕事用とゲーム用の二台あるんですよ」
首から下げた携帯入れを見せた。
「あれが仕事用。こっちが汚れた携帯の方です」
ゲーム用に使っている。
「やめろ、その得意顔」
「ゲーマーたるもの、二台は持ってないとね」
「なんですって!?」
画面をみたけど、私の携帯画面はロックがかかっていて、パスワードを入れないと解除できないようになっていた。
当然よ!
私の大事なデータを触らせてなるものかっ。
「外、見てみたらどうですか」
二人は外を見に出て行った。
いつの間にか直真さんは腕に巻かれたガムテープをはがしていたらしく、自由になった手で足のガムテープを外していた。
なれてるな…。
私の手と足のガムテープも外してくれた。
「何考えてるんだ!俺の携帯まで持っていかれただろ」
「大丈夫ですよ、あれ、綺麗な携帯電話のほうなんで」
「はあ!?なんだ、その綺麗な携帯電話って」
「仕事用とゲーム用の二台あるんですよ」
首から下げた携帯入れを見せた。
「あれが仕事用。こっちが汚れた携帯の方です」
ゲーム用に使っている。
「やめろ、その得意顔」
「ゲーマーたるもの、二台は持ってないとね」